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MILK&honey
第23章 「いっしょに、いきたい」

「るりっ……もうちっとだけ、頑張れ」

「んっ!ん、んぁん!あ、あ!」

 こくこく頷いて、目をぎゅっと閉じて、頑張って膝立ちし続ける。
 かーさんがゆさゆさ私を動かして、自分の体も勝手に動いて、ソファがぎしぎし変な音を立ててる。
 擦り付けてるとこが、最初より、固くなってる。
 時々、気持ちいいとこに、たくさん擦れる。
 気持ちいい……
 気持ちいい。頭が変になりそう。
 気持ちいい以外の事が、考えられない……。

「あ、あん、きもちいいっ、いいっ、そこ、いいのぉ、すごいいいっ、」

「っ、俺も、っ」

「あ、あ!……あ、へんっ、いっぱいへんっ……あ、あぁん、あ、あ!」

「るり、ごめんっ、出るっ……」

 腰が誰かに動かされてるみたいに止まらなくなって、奥の方で何かが弾けたあと。
 かーさんが私をぎゅっと抱き締めて、そのまま何回かぱんぱんに膨れてるとこを、擦り付けた。びくびくして、あったかいものがお腹に広がる感じがして……固かったとこが、柔らかくなった。


「……っはー……」

 かーさんが私を抱き締めてた手を緩めて、鎖骨のあたりにちゅっちゅってキスして、最後に一回、ちゅうっと痛いくらいのキスをした。

「んっ……ふ……」

「……あー……すげーイッたわ……」

 かーさんが、息を弾ませながら言う。
 さっきキスしたところに唇を付けたままだから、声の振動で、くすぐったい。
 ヒカリさんと、おんなじ声……。

「……るりちゃんも、イッた……よね?」

「え……?」

 今のみたいのを、イったって言うの……?

 体じゅうきゅうっとなって震えて、それからふわっと力が抜けた。
 さっきみたいな、じりじりした落ち着かない感じは、無くなって。
 奥の方がきゅんきゅん切ない感じは残ってるけど、とろっと眠たくなったみたいな、力が抜けて満ち足りた感じが、体じゅうを包んでる。
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