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MILK&honey
第24章 ずっと君を見ていたい

   *

「失礼しまーす。……る」

 ……りちゃん、と声を掛けようとした、ちょうどその時。

「きゃあっ!?」

 風呂場から、叫び声がした。

「るりちゃんっ?!どうし……ぅわわっ!?」
「あっ!!」

 包みを置いて、急いで風呂場のドアを開け。
 バスマットで滑って、風呂場に足を踏み入れちまった。
 風呂場の床も、なぜか滑った。
 ……で。転んだ。

「かーさんっ、大丈夫っ!?」
「痛てっ……だいじょぶだいじょ……わわっ!!」 
「きゃっ!!」

 俺が転んじまったせいで、びっくりしたのか。
 るりたゃんが浴槽に膝立ちになって、上半身が、丸見っ……ぐぼっ……

「ごめんなさい!ボディソープ使ったからかもっ……」

 ざばっと慌てて湯に浸かり直したんで、るりちゃんの体はぶくぶくの気泡に隠れて見えなくなった。
 消えねー残像が、ヤバい……

「大丈夫大丈夫っ、そんな痛くねーから……それよりどしたの、さっきの『きゃあっ!』て」
「……あ……あれは、これに驚いてっ……」
「あー、それか……」

 それは、風呂に付いてる無駄な機能の一つだった。
 壁からお湯の滝が流れて出て、家に居ながらにして打たせ湯気分が味わえます!……って奴だ。

「こういう風にざーって出てくると思わなくって、びっくりして……」

 あー……そうだよな。
 チョロチョロじゃなくて、ざばーっと出るもんな、それ。
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