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人妻緊縛倶楽部
第5章 人妻緊縛倶楽部 8-
「ここで服を脱いで部屋まで行ってもらう」

 さらっと相原は恐ろしい事を口にする。

何を言っているのかすぐには理解できなかった。

「裸で行けと言うの?」

「そうしたいなら全裸でも良いが、俺は

下着姿の方が好みだ」

 あたしは唇をかんだ。

この男は言い出したら後には引かないつもりだろう。

ひと気のないラブホテルでも利用してい

るカップルと遭遇する確率はかなりある。

ブラウスを脱ぐために上げた手が震えて

いるのが分かった。

「どうした?俺の手で裸に剥かれたいのか?」

 目を瞑る。

健人の顔が不意に浮かんできた。

「お願い、少しだけ待って」

 そう言うのが精一杯だった。

健人への思いを振り払って脱ぐ意思を固めた。

ブラウスのボタンを外しスカートを脱ぐ。

オーバドゥの黒のスリーインワンは透け

て肌がエロティックに見える。屈辱感が胸にこみ上
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