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人妻緊縛倶楽部
第5章 人妻緊縛倶楽部 8-
通ったのだ。

女性のはっと息を飲む音が聞こえ、瞬間的に

男性の後ろに隠れた。

見られている!

相原は何も言わずあたしの首輪の鎖を引いて

カップルの横をすり抜ける。

あたしは脚が震えてまともに歩けない。

緊張のあまり呼吸が苦しくなった。

 フロントからエレベーターホールに行き、

目指す階の部屋に着くまでの記憶が曖昧で覚えていない。

分かってるのはカップルに見られ、

好奇の眼差しに晒され、あれ見てやーね、

変態!見られたいのよ!という囁き声を

耳にした事だけだ。

部屋に入ったとたんあたしは床に座り込み、

暫くの間動けなかった。

 相原の言うとおり、あたしは精神的に

拘束された状況で、恥ずかしい思いを

させられることによって激しく昂ぶっている。

割れ目を触るまでもなくぬるぬると愛液の

滴を滴らせるほど興奮していた。

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