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第10章 人妻緊縛倶楽部　エピローグ

路もあるのだが、それを利用する事は許さ

れないだろうと思った。

「真っ直ぐ歩け」

　あたし達は駐車場から階段を上がり、キー

を取るためにフロントの前に立った。

フロントは上半分がボードで目隠しをしてあ

り、互いに顔が見えない構造になっていたけ

れど、フロントの従業員からはあたしの下半

身がはっきり見えている。

「お客様のお連れの方が既にお見えになって

いて、お部屋の鍵はその方が既にお持ちにな

っております。お部屋はご予約のロイヤルバ

リアンルームでご用意してございます」

　説明をしているスタッフ従業員の視線があ

たしの股間の股縄に集中している様な気がし

て堪らない気持ちになる。

　フロント左手奥にエレベーターがあり、首

輪の鎖に引かれてそちらに向かう。相原につ

れてこられて前にも来た事のあるこのホテル

で、エレベーターから出て来たカップルに見