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人妻緊縛倶楽部
第10章 人妻緊縛倶楽部 エピローグ
細長いテーブルの前に広い一人用ソファが

二脚と二人掛けのソファが一つ、その向か

いに四人が座っても余裕のあるソファが置

いてあった。

あたしを入れて六人が宴会をするには充分

なスペースだった。

 テーブルの上にはビール、ワイン、日本

酒、ウィスキーの瓶が並んでいてその間に

オードブルの皿が所狭しと並んでいる。

「もう待ちきれませんよ、乾杯しましょう!」

 各人がグラスを上げる。

「何に乾杯するんだい?」

「決まってるじゃないですか。舞さんですよ、

舞さんに乾杯!!」

 グラスが合わせられチリンという爽やか

な音が流れる。

「舞さんの手枷外しませんか?後ろ手では

お酒も飲めないし、お酌してもらう事も出

来ないじゃないですか」

 企画部のチーフの戸沢さんの提案で後ろ

手に拘束されたあたしの腕は解放された。四人
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