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依存
第2章 お腹が痛い



ママだとお腹が痛いのを治してくれない。

そう思って源心の家で源心を待つ。

その日に限って源心が帰って来ない。

この夏休みは源心とご飯を作る練習をしてる。

私が1人でも作れるようにと材料を源心は冷蔵庫にいっぱい入れてくれてる。

始めはサンドイッチとか火を使わない料理から覚える事にした。

今はスープやうどんや卵焼きくらいの簡単な料理が出来るようになった。

私が自分でご飯を作る事が出来るようになると源心の帰りが遅くなり出した。


「ごめんな。お盆休みは早苗と一緒に居る時間を作るから待ってろよ。」


源心に我儘を言いたくなくて頷いた事を後悔する。


「源心…、お腹が痛いよ…。」


泣きながら源心を待つ。

パンツの中がヌルヌルとして気持ち悪いけど、あまりにもお腹が痛くて動けない。


「早苗っ!」


帰って来た源心の叫び声がした。

いっぱい泣いた覚えだけある。

源心が私を抱っこしてお風呂に行く。


「シャワーで綺麗にしてお腹を温めるんだ。俺が帰って来るまで風呂から動くなよ。」


そう言って源心がまた出て行く。


「行かないでっ!」


源心に我儘を言う。

源心が笑ってキスをしてくれる。

私の内腿にダラダラと血が流れて怖かった。

源心も私が流す血のせいで汚れて行く。


「大丈夫…、すぐに帰って来る。コンビニに行って早苗に必要なものを買って来るだけだ。今夜はずっと早苗と一緒に居てやるから…。」


私にキスをしてから源心も軽くシャワーを浴びて汚れを流してからコンビニに行く。

きっと走って行ってくれたのだと思う。

15分もすれば源心が帰って来る。


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