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依存
第2章 お腹が痛い
再び源心がお風呂に入って来る。
熱いシャワーを浴び続けた私のお腹の痛みは少しだけ楽になってた。
「早苗は生理になっただけだ。おめでとう。」
私の身体を洗いながら源心が笑ってくれる。
学校で習ったように生理ナプキンをパンツに付けて汚れないようにする。
「自分で気を付けて小まめにトイレに行きなさい。汚れたら、すぐに風呂に入れ。それからお腹を冷やさないようにすれば痛くなくなるからな。」
私の初潮の世話も源心がしてくれた。
仕事で疲れてる源心なのに私が血塗れにしたソファーや床の掃除も源心がしてくれた。
私の為にオニオングラタンスープも作ってくれる。
チーズをたっぷりが私の好み。
だけど生理の間は源心が私の身体に触ってくれない。
ベッドで源心にしがみつく。
「大丈夫…、別に早苗を嫌いになったとかじゃないよ。生理が終わったら早苗をいっぱい気持ち良くしてやるから…。」
源心が笑って約束をしてくれる。
生理なんか嫌いだと思った。
源心が触ってくれなくなる。
それでも源心はいつもよりも多くキスをしてくれる。
「早苗はもう赤ちゃんが作れるんだ。」
「知ってるよ。学校で習ったもん。」
「俺の子を作るか?」
「いいの?」
「早苗がもっと大人になったらな。」
源心が私の胸にキスをして赤ちゃんみたいに私の乳首を吸って来る。
まんこがムズムズする。
生理だから源心に気持ち良くして貰えない。
ムズムズだけを感じて源心に抱っこされて眠る。
まだ私は源心の赤ちゃんを産めない子供なんだと感じる事が悲しかった。
源心が居なければ何も出来ない子供のままの自分が嫌だと勉強もお料理も掃除や洗濯まで源心の為に頑張る子に変わっていった。