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依存
第2章 お腹が痛い



小学校の卒業式にママは来てくれない。

源心も保護者じゃないから学校には入れない。

それでも卒業式が終われば源心が私を迎えに来る。


「今夜はお祝いをしような。」


源心の家で源心が私の為に食べきれないほどのご飯を作ってくれる。

ケーキもある。


「制服は?」

「学校からお下がりを貰うの…。」


最近になって知った。

ママは生活保護を受けてる。

ママはまた新しい男を作った。

その人はお酒とタバコの匂いがする嫌なおじさん。


「おい、タバコを買って来いよ。」


私にそう言う。


「子供には売ってくれないよ。」

「チッ…、使えねえガキだな。」


そう言って、その人が私を蹴飛ばした。


「早苗には暴力をしないで…。」


ママが私を庇ってくれる。


「だったら、さっさと出て行けよ。」


新しい男に家から出て行けと命令される。

私はそのたびに源心の家に行き、帰れそうにない時は源心の家に泊めて貰う。

源心から携帯電話も買って貰った。


「1人で退屈な時はゲームも出来るし、アプリで俺にメッセージも送れるぞ。」


源心とお揃いの携帯が嬉しかった。

その携帯電話だけでも私は満足だったのに


「制服は俺が買ってやるよ。」


と源心が言う。


「いいの?」

「早苗に惨めな思いはさせない。」


その優しさに涙が出る。


「泣くなよ…。」


源心が笑って私の瞼にキスをする。


「傍に居て…、ずっと早苗の傍に居て…。」

「わかってる。早苗を愛してるからな。」


源心はいつもそう言ってくれる。


「いっぱい気持ち良くしてやるから。」


そう言っては私をベッドに入れて服を脱がす。


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