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遅すぎる初恋
第2章 告白
「今日はお疲れさん。明日は休みだし、久々の飲み会ということで、楽しもう!」
それぞれが飲み物を持ち、乾杯をする。
俺は最初の一杯だけは飲むことにしている。
西園寺を見れば、グラスのビールがあっという間に半分減っていた。
何人か飲み物の追加注文していて、西園寺も酒豪側のヤツだと気づく。
俺はその間、あまり酒は飲まず、食べる方に集中していた。
「宮内先輩って意外と食べるんですね」
周りの上司たちがいい感じに出来上がる中、同じペースで飲んでいたはずの西園寺は最初と変わらないトーンで話しかけてきた。
「そうなんだよ。こいつ、見た目は細いのにけっこう大食なの」
大垣先輩が横からそんなことを言う。
「へー。何か運動でもやってるんですか?」
興味津々という顔で西園寺が聞く。
そんなん毎日のように、オナってるしな!なんてことは言えるはずなく、適当な嘘をつく。
「あー、まぁたまに地元の仲間とフットサルをやってる」
嘘だけど、大学のときまでは小中やってきたサッカー部の一部の仲間と本当にフットサルをやっていた。同じくアニメ好きなオタク仲間だけどな。
それぞれが飲み物を持ち、乾杯をする。
俺は最初の一杯だけは飲むことにしている。
西園寺を見れば、グラスのビールがあっという間に半分減っていた。
何人か飲み物の追加注文していて、西園寺も酒豪側のヤツだと気づく。
俺はその間、あまり酒は飲まず、食べる方に集中していた。
「宮内先輩って意外と食べるんですね」
周りの上司たちがいい感じに出来上がる中、同じペースで飲んでいたはずの西園寺は最初と変わらないトーンで話しかけてきた。
「そうなんだよ。こいつ、見た目は細いのにけっこう大食なの」
大垣先輩が横からそんなことを言う。
「へー。何か運動でもやってるんですか?」
興味津々という顔で西園寺が聞く。
そんなん毎日のように、オナってるしな!なんてことは言えるはずなく、適当な嘘をつく。
「あー、まぁたまに地元の仲間とフットサルをやってる」
嘘だけど、大学のときまでは小中やってきたサッカー部の一部の仲間と本当にフットサルをやっていた。同じくアニメ好きなオタク仲間だけどな。