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遅すぎる初恋
第12章 番外編:気になる人は彼氏持ち【佐伯竜也編】
ま、俺はパソコンに疎いし、今のご時世ではスマホがあれば敢えてパソコンできなくても何だってできる。

「僕、パソコンできないから、できる人ってすごいなと思います」

俺が、あ、ちなみにお客様と話す時に『僕』って言ってるのはその方が何となく爽やかな感じが出せるから。

俺がそう言えば、めちゃくちゃ謙遜する宮内さんの慌てっぷりが面白くて、もっと弄りたいってお客相手に変な感情も湧き上がってくる。

俺好みに切り終わり、客の少ない店内でいつも以上に体を寄せながら、鏡越しに覗くと同性相手なのに真っ赤になる。

俺と同類??
期待値が上がる。

髪を洗ってると仕事で疲れてるのか眠ってしまった。

「無防備な寝顔。襲ってもいいのかよ」

もちろん、宮内さんは会社帰りに寄った美容室で男の美容師にそんなことを思われてるなんて気づかないだろうから、寝ちゃってるんだろうけど。

「はぁ。このアングルはヤバいなあ。キスしたら起きちゃうかな。あー、キスしてえ」

髪を洗いながら、キスしたいのと下半身の熱を抑えるのに必死になっていた。

終わって名前を呼べば慌てて起きる。

「お疲れのようなのでマッサージしてもいいですか?」

そう提案すると、お願いしますと返事が返ってきた。
忙しい時はできないけど、今は予約客もいないし、特別に。
宮内さんに触れたいってのも少しだけあったけどね。
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