この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
お良の性春
第3章 悶絶 寝屋の戒め四ヶ条
「従うべし 拒むべからず」
お良には守らなければならない「戒め」があった。
初夜を迎えたのだ。
婚儀を済ませたわが身は夫のもの。
夫に裸身を抱かれるのはもとより覚悟の上。
源一郎様が何をされようと・・・・。
お良はそう己に言い聞かせた。
源一郎に背を向けると、お良は帯に手を。
帯を解く衣擦れの微かな音が静寂を破る。
白い絹の寝間着を滑らせるように脱ぐお良。
寝間着の下には、身にまとうものは糸一本もないのだ。
寝間着は足元に音もなく落ちた。
お良の白い背、桃のような尻を行灯の灯りが怪しく照らす。
雪のようなお良の肌は、その灯を反射して透き通るように白い。
「絶品だ」
源一郎は心の中でそう唸った。
(この美しい裸身を毎日拝むことが出来る)
「拙者は果報者だ」
源一郎の声に、お良は恥ずかしさに負けまいと、身を転じて夫の方に向き直った。
右手は胸を、左手は恥部を覆う。
「お良、胸を隠すでない」
「はい」
お良は言われるままに右手を下ろし、両の手を重ねて恥部を覆う。
味を占めた源一郎の口調は次第に命令調を帯びてくる。
「手は後ろに」
恥部も見せろという。
お良には守らなければならない「戒め」があった。
初夜を迎えたのだ。
婚儀を済ませたわが身は夫のもの。
夫に裸身を抱かれるのはもとより覚悟の上。
源一郎様が何をされようと・・・・。
お良はそう己に言い聞かせた。
源一郎に背を向けると、お良は帯に手を。
帯を解く衣擦れの微かな音が静寂を破る。
白い絹の寝間着を滑らせるように脱ぐお良。
寝間着の下には、身にまとうものは糸一本もないのだ。
寝間着は足元に音もなく落ちた。
お良の白い背、桃のような尻を行灯の灯りが怪しく照らす。
雪のようなお良の肌は、その灯を反射して透き通るように白い。
「絶品だ」
源一郎は心の中でそう唸った。
(この美しい裸身を毎日拝むことが出来る)
「拙者は果報者だ」
源一郎の声に、お良は恥ずかしさに負けまいと、身を転じて夫の方に向き直った。
右手は胸を、左手は恥部を覆う。
「お良、胸を隠すでない」
「はい」
お良は言われるままに右手を下ろし、両の手を重ねて恥部を覆う。
味を占めた源一郎の口調は次第に命令調を帯びてくる。
「手は後ろに」
恥部も見せろという。