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お良の性春
第3章   悶絶 寝屋の戒め四ヶ条
「嬌声漏らすべからず」
 
 あの「戒め」がある。
 「守れ」といったお梅の声が再び耳に響く。
 源一郎の舌が乳房を舐め乳首を転がす。

 乳への戯れは容赦なく続く。

 源一郎の激しい愛撫を受けながら、お良は体の芯に疼きを感じた。
 熱い。じわじわと潤ってゆく股間。
 声を抑えるのに夢中だったお良は突然、股間にただならぬ潤いを感じた。
 確かめるように、ソット手で局所に触れてみる。

 指先を吸い込む膣壁の感触がお良を驚かす。

 (やっぱり)あの時見た夢と同じだ。

 そこは、しとど濡れていた。
 (あの夢の続きか)お良がそう思った瞬間、源一郎がお良の動きに気付く。
 仰向けに寝たお良の両の足首を手に持つと一気に開く。今風に言えばM字開脚である。
 源一郎の手によって左右に開かれたお良の足は、バネ仕掛けのように戻って股間を閉じようとする。
 そこを源一郎の両腕がグッと押し開き、力が拮抗して膠着状態に。

 すると「お良、許せ」

 有無を言わせぬ源一郎の止どめの言葉がお良の耳に。
 その言葉にお良は覚悟を決めた。

 (ああ、あの源一郎様の巨根がわが身を貫く・・・・)

 源一郎はここぞとばかり両腕に力を入れ、もう一度押し開くお良の両足。
 源一郎はその開ききった股間に首を突っ込む。
 しかし、わずかな行灯の灯りの中で、真っ黒な陰毛に覆われたお良の秘処は、何がなんだかよくわからない。
 止むを得ない。欲望に駆られた源一郎は、指先で局部を触る。
 割れ目だ。ヌルヌルとした淫汁に滑って指先がヌルッと淫口に滑り落ちる。
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