この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
お良の性春
第3章   悶絶 寝屋の戒め四ヶ条
 「先に絶え入るべからず」

 最後の「戒め」も守れなかった。

 守れないどころか、もう、戒めなどくそ喰らえ状態。
 お良の断末魔の善がり声は絶叫となって源一郎の耳を劈(つんざ)いたのだ。
 しかし、お良が聞いたのは、その絶叫に怯えた野犬の遠吠えだけ。

 「アウーーーーン アウーーーーン」

 静かな秋の夜空に、いつまでも続く野犬の遠吠え。

 野犬が何に怯えたのか、知っているのは源一郎ただ一人であった。

 お良はちり紙で股間を拭った。

 白濁した源一郎の精液に混じって鮮血が白いちり紙を染める。

 そのまま、疲れ果てた二人は、抱き合って眠った。

 心地よい微かな寝息が寝屋に流れて、二人を包む。
/119ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ