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お良の性春
第3章 悶絶 寝屋の戒め四ヶ条
お良は養母の前にかしこまっていた。
一通りお栄の挨拶を伝えると、案の定、お梅は昨夜のことに話を向けた。
「源一郎殿は優しくしてくれましたか」
「はい」答えてお良は頭を下げた。
「あのー」
一呼吸置いて、「お教え頂きました戒めのことでございますが」
「どうしたのじゃ・・・」
「まさかそなた、源一郎の求めを拒んだのではあるまいな」
養母の声がいささかきつくなる。
「それだけは、お守りいたしました」
お良はあわてた。
「はて、では何を破ったのじゃ」
「こ、声を少し」
お良は過少申告する。
「それに、体のほうも勝手に動いて・・・」
今度はいささか虚偽答弁気味だ。
まさか、源一郎の頭を股間に挟んで、クリトリスへのクンニを求めたなど、口が裂けても言えはしないのだ。
それを聞いたお梅は心配して損をしたような顔をした。
「勝手に動いたか」
「それから、それから・・・」
言いよどんだお良は意を決して「それから、先に・・・・、」
「では、お良、そなた、初夜から先に絶えたのか」
「それは、でも、源一郎様があんまりにも」
そこまで言ってお良はハタと養母の顔を見上げる。
「お良、そなたは果報者よのう」
お梅は笑っていた。
「よいかお良。一つ教えておくことがある」
お梅の目が鋭く光った。
一通りお栄の挨拶を伝えると、案の定、お梅は昨夜のことに話を向けた。
「源一郎殿は優しくしてくれましたか」
「はい」答えてお良は頭を下げた。
「あのー」
一呼吸置いて、「お教え頂きました戒めのことでございますが」
「どうしたのじゃ・・・」
「まさかそなた、源一郎の求めを拒んだのではあるまいな」
養母の声がいささかきつくなる。
「それだけは、お守りいたしました」
お良はあわてた。
「はて、では何を破ったのじゃ」
「こ、声を少し」
お良は過少申告する。
「それに、体のほうも勝手に動いて・・・」
今度はいささか虚偽答弁気味だ。
まさか、源一郎の頭を股間に挟んで、クリトリスへのクンニを求めたなど、口が裂けても言えはしないのだ。
それを聞いたお梅は心配して損をしたような顔をした。
「勝手に動いたか」
「それから、それから・・・」
言いよどんだお良は意を決して「それから、先に・・・・、」
「では、お良、そなた、初夜から先に絶えたのか」
「それは、でも、源一郎様があんまりにも」
そこまで言ってお良はハタと養母の顔を見上げる。
「お良、そなたは果報者よのう」
お梅は笑っていた。
「よいかお良。一つ教えておくことがある」
お梅の目が鋭く光った。