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男子校だけど!姫がいます!
第4章 闇の中…そして
救急医療センターで治療を受け、翌日にはアパートに帰ってきた。
それから治療を担当した医師の勧めもあって三日後に通院しているメンタルクリニックで診察を受けた。
今まで男子の制服姿で診察を受けていたのに、この日は女装して病院に行った。
精神科医も病院スタッフも驚く。
だが医師はすぐに冷静になり問診を始める。
「猪狩君、どうかしましたか?」
「はい…先生…」
ココアは倒れた日の経緯を話す。
「なるほどね…まぁ凍死とかにならなくて、良かったと思うよ…」
PCのディスプレイとココアの顔を交互に見ながら、カルテを作成していく。
「はい…」
複雑な気持ちで答えるココア。
「そんなに重い鬱病の症状が出たのなら薬を増やしましょう。今までの精神安定剤ですが、一日一粒を二粒にしましょう…あとはどうしても心が落ち着かない時に飲む薬を出します。緊急用の安定剤です…絶対に飲む量を間違えないで下さい」
医師は処方する薬のデータを入力していく。
そしてココアの方を見る。
「それにしても驚いたよ猪狩君!似合うもんだね」
黒いフェミニンなワンピース姿を医師は見つめる。
「本当!可愛いので驚いちゃいました。」
隣にいる若い看護婦も同調する。
それから治療を担当した医師の勧めもあって三日後に通院しているメンタルクリニックで診察を受けた。
今まで男子の制服姿で診察を受けていたのに、この日は女装して病院に行った。
精神科医も病院スタッフも驚く。
だが医師はすぐに冷静になり問診を始める。
「猪狩君、どうかしましたか?」
「はい…先生…」
ココアは倒れた日の経緯を話す。
「なるほどね…まぁ凍死とかにならなくて、良かったと思うよ…」
PCのディスプレイとココアの顔を交互に見ながら、カルテを作成していく。
「はい…」
複雑な気持ちで答えるココア。
「そんなに重い鬱病の症状が出たのなら薬を増やしましょう。今までの精神安定剤ですが、一日一粒を二粒にしましょう…あとはどうしても心が落ち着かない時に飲む薬を出します。緊急用の安定剤です…絶対に飲む量を間違えないで下さい」
医師は処方する薬のデータを入力していく。
そしてココアの方を見る。
「それにしても驚いたよ猪狩君!似合うもんだね」
黒いフェミニンなワンピース姿を医師は見つめる。
「本当!可愛いので驚いちゃいました。」
隣にいる若い看護婦も同調する。