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男子校だけど!姫がいます!
第6章 男子校のメイドカフェ
「それではこの度、教育実習で来られた先生を紹介する」

大垣先生の声と共に教室に桐田が入って来た。

「桐田 真です。短い間ですがよろしくお願いします」
一礼して教室を見渡す。


「あれ?」

男子の制服の中一人、女子の制服姿の生徒がいる。

(まさか!)

呆然とする桐田。
いないと思っていた女装娘がいるからだ。

「桐田先生…なんか変なのが一人いますが気にしないで下さい。なぁ猪狩 源一郎君!」

「先生…変な人じゃあないです。それとリアル名で言わないで下さい。愛田 ココアですぅ!ぶぅー」

不機嫌なキャンディボイスが響く。
教室一同が笑いだす。
だが桐田の驚きは別の所にあった。

(愛田 ココアってまさか…)

桐田が記憶を手繰り寄せる。
だが大垣先生から声を掛けられる。

「それでは桐田先生は後ろで授業の様子を見てもらいましょう」

そう促され教室の後ろへ向かう。
途中でココアの顔を見て通り過ぎる。

ココアもまた桐田の視線に違和感を感じながら、歩く桐田を見た。






授業が終わりHRが始まる。
委員長の門脇が教壇に立つ。

「昨日のHRで学園祭の我々2年A組のテーマは何にするか?いくつかのアイディアが出た」

門脇が黒板に箇条書きで書いていく。

その中に「メイドカフェ」の提案がある。

「私の独断と偏見だが!このメイドカフェがいいと思うがどうだろう?」

クラス中の視線がココアに集中する。

「賛成!」

「賛成!」

「ルパン三世」

次々に声が上がる。

「なんか今しょーもないオヤジギャグが入ったが…決まりだな!ウチのクラスのテーマはメイドカフェにする!」
教室は拍手に包まれた。


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