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お前と、俺と・・・。
第14章 光り輝くその先に見えるもの・・・
ねぇ、俊明…私、頑張ったよね?
あなたが居なくなって、もう25年…私、ひとりで
頑張ったんだよ!!
それなのに…どうして?
お願い…秀を、そっちの世界に連れて行かないで!
父親だったら、ちゃんと私のとこに戻ってくるように
してよ!!
もう、大切な人を失うのは嫌なの!
あなたを失っただけで、もう十分だよ。
もし、秀の事をそっちに連れて行ったら…
いつか、私があなたのとこに逝く日がきて
あなたの前に行った時には
間違いなく、あなたの事シメるからね!
覚悟しといてよ!!
よしっ!…きっと俊明にも届いたよね…私の声。
まだ泣いちゃダメ!秀も頑張ってるんだ!
今はまだ落ち込んでる場合じゃない。
私には、やる事いっぱいなんだ!
さっ、明日病院に持って行くもの、準備しなきゃ。
準備が終わればシャワーを浴びて、しっかり休もう
明日から、何があっても対応出来るように
何があってもしっかり立ってられるように
俊明…見えない力で、私を支えてね。