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お前と、俺と・・・。
第14章 光り輝くその先に見えるもの・・・



朝、病院に到着した私

秀のとこに来たが、まだ意識は戻ってない

私は、昨日柳沢先生に言われた通り、秀に話掛ける

「秀、おはよう…今日はとってもいい天気よー 
だけどね、風がちょっと冷たくて。
もうすぐ、ゴールデンウィークだなんて、全然思え
ない位だよ…」

秀の手の上に、私の手を乗せ

「いつの間にこんなに大きくなったのー?!
お父さんと同じ、おっきな手!! クスクスッ…」

そう言いながら、撫でるように摩ってあげる

「秀…お母さん、今から彩ちゃんのとこ行ってくる
からね!きっと、秀も心配だよね…私も、彩ちゃんが
心配なのよ。

でもね、きっと彩ちゃんも…秀、あなたの事心配して
るはずよ!
だから、お母さんが行って、彩ちゃんにあなたの事
話してくるからね。
彩ちゃんに心配掛けたくなかったら、早く、目を覚ま
しなさいよね!!」


ここは救急病院…さすがに大きな病院は、迷子になり
そう…いい年して、恥ずかしいわ。

唯に聞いていた部屋番号を探し、歩くと…あった!


個室に居る彩ちゃん。
きっと、まだ精神的に不安定だよね…

「彩ちゃん…」

「ハッ、おばちゃん…おばちゃん、ヒデは?
ねぇ…ヒデはどこ?私、ヒデのとこに行きたいの。
お願い、おばちゃん連れてって!
ヒデに、会わせて…ウッ…お願いだから…会わせて…
ウッ…ウッ…」

「彩ちゃん、秀ね…まだ、意識が戻らないの…」

「イヤッー、おばちゃん…ウッ…ウッ…ヒデーッ…ウッ…」

「先生もね、わかんないって。
意識が戻るのは、今日かもしれないし、明日かも
しれないし、一週間後かもしれない…こればっかりは
誰にもわかんないのよね…」


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