この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
お前と、俺と・・・。
第15章 お前と、俺と・・・。
俺は親父に向かって、右手を挙げ手を振ると
薄暗い方へと歩き出す。
彩・・・
ずっと、泣いてたんだな・・・
ずっと、心配してたんだよな・・・
不安にさせてしまって・・・
本当に、ごめんな・・・
お前を残して、俺は死んだりしない・・・
お前を一人になんかさせない・・・
そんな事、絶対にしないから・・・
きっと、俺が居ないとダメなお前と・・・
そして、お前が居ないとダメな俺と・・・
これからはずっと一緒だから!
もう、寂しい思いはさせないから!!
もう、泣かせるような事はしないから!!!
絶対に、お前を離さないから・・・
彩・・・俺、お前の傍に行くからな・・・
今から行くからな・・・ 待ってろよ!!