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お前と、俺と・・・。
第2章 誕生…そして成長
四月…今日は高校の入学式だ
「桜、きれいねー…」
「あー、本当だな・・・」
今日はいい天気だ。
お袋と一緒に、門をくぐる。
お袋とこうやって新しい学校の門をくぐるのも
三回目。
お袋って、こんなに小さかったっけ?
横に並んでるお袋が小さく見えるよ。
いつも笑ってるお袋
この人のお陰で、俺はここまでこれたんだ。
イヤッ、お袋だけじゃない、純兄や彩、そして友達
たくさんの人達のお陰で、今の俺がいる。
俺一人の力で、ここまでこれた訳じゃない
いつも、俺の横には必ず誰かがいてくれた
俺って、本当に恵まれてるよな
みんなには、感謝しかないよ
その思いを胸に
そして、必ず掴む夢に向かって
純兄と彩が通った学校の校舎へと
俺は、歩き出す。