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お前と、俺と・・・。
第4章 スタートライン…



四年生になると実習だ!
俺の母校、そう、彩が教師をしている学校に
教育実習で行くんだ。

実習のキンチョーより、彩と過ごせる二週間が楽しみ
で仕方ない。


彩と、全然会えず、話せず・・・で、過ごしてきた。

今日から毎日、彩の顔が見られる
タイミングが合えば、話せる
そう思うと、顔がニヤケてしまう。

さぁ、やってやるぜ!!



「よしっ!!」
気合を入れ、職員室に入る

純兄や彩の時を思い出す。
先生達には、気付かれないように、軽く笑ってしまっ
た。

それというのも、俺も、二年生のクラスに入る事に
なったから。

懐かしいな・・・
あの日、彩が俺のクラスに実習に来てから、もう5年
なんだな。

あの時の、彩の見た景色ってこんな感じだったんだな


「今日から二週間、よろしくな!!」

そう声を掛けてきたのは、俺が二週間付いてまわる
先生・・・沢田先生だ。

なかなか若くてカッコイイ、さわやかな先生・・・
何才なんだろう?
そんな事を考えていた時


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