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お前と、俺と・・・。
第6章 決意
「俺達…あっ、純と太一と俺ね! 俺達、大学で
仲良くなって、いつも三人で居たんだよ
気が合う三人で、楽しかった。
純は高校教師、太一は大学に残って、俺は塾講師を
選んで、それぞれに頑張ってる
この前、太一から連絡もらって、君の事お願いされた
んだ…初めてだぜ、太一からお願いされるなんて…
もちろん、純からもお願いなんてされた事ないよ。
それだけ、君の事が可愛くて、ほっとけないんだなっ
て思ったよ。地元で何かあったのか?
太一もよくわからないって言ってたけど、純には内緒
にしてる位だもんな…きっと、何かあったんだろう?
まっ、深くは俺も聞かないから。
さて…と言う事で、君は採用だよ!」
「・・・えっ?・・・本・・・当ッ・・・ですか?」
「ハハハッ…嘘言ってどうすんだよ」
「あっ…ありがとうございます! 俺、頑張ります。
本当に有難うございます、よろしくお願いします!」
「帰ったら、太一にちゃんと連絡しろよ!
そして…なるべく早く、純にも言うんだ…わかった?
君は、あの二人がバックに居てくれる
自分が恵まれてる事を忘れるな!
こんな事、当たり前じゃない事を、ちゃんと理解
するんだぞ!!」
「はいっ!!」