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お前と、俺と・・・。
第8章 そして今・・・別れの時



「何だ、あいつ・・・」
「ねぇ…今の人って…」

「あー、俺んちの隣に住んでる幼なじみ・・・」
「てか…あの人… たぶん…泣いてた……」

「ハッ? んな訳ないじゃん!
何言ってんだよ・・・何で泣くんだよ・・・」

「あの人…私が彼女だって勘違いしたんだと思う…
早く、誤解を解いてあげなよ!!」


「ハハハッ・・・誤解? てか、あいつもう結婚する
んだぜ!?・・・何の誤解だよ・・・ウケる」

「……」

「今日は遅くまで買物付き合わせて悪かったな!
ありがとう・・・じゃ、お疲れ!!」


手を挙げ、それぞれの部屋に入った
あいつ・・・相変わらずだったな・・・
まさか、こんなに早くあいつに会う事になる
なんてな・・・
笑っちゃうぜ。

さてっ、純兄に電話でもすっかな・・・


プルルルル… プルルルル…

「秀かー?」
「純兄、これなんだよ」

「おっ!届いたんだな…開けたか?」
「イヤ、今からだよ・・・」

「おいっ!…まだ開けてなかったのかよ
なかなか電話ねーなって思ってたら…
ハハハッ…全く、お前らは。
ところで、彩は何やってんの?」


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