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お前と、俺と・・・。
第8章 そして今・・・別れの時
彩side
だよねー…うんっ、やっぱそうだよねー
もう、本当…私ってバカなんだよねー
いっつも、いっつも私
本当に私って、何やってるんだろう。
明日、夕方の便だったけど、少しでも早い時間に変更
出来たら、それで帰ろう。
もう、ここには居られない…
もう、ここには居たくない…
私はあれから、すぐタクシーに乗った。
空港から1番近いインターネットカフェに行き
早朝から空港に行こうと思っていた。
ヒデはやっぱり…私から離れて行った
隣に居た人、綺麗な人だったな
フフフッ…後々こうなるんだ!って、ずっと、ずっと
自分自身に言い聞かせてたのに。
でも、私は…
ヒデの事、信じられるって…そう思ったの。
待っててほしいって言葉に…待とう!って、そう
思ったの…
だけど…うっ…うっ…
いいよね…ここには私だけ、私だけだもん…
誰もいないもん…泣いていいよね……ヒック…ヒック…
私、もうすぐ28才になるんだな
もう、恋愛はしなくていいや
帰ったら、お見合いしよう! うんっ、そうだ!!
ママに言って、結婚前提でお見合いして
ママが気に入った人なら誰でもいいや
なんか…もう疲れちゃったな、私っ…