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お前と、俺と・・・。
第10章 お見合い…
「秀君、ありがとう。
彩の事、好きでいてくれたのね…
彩もね、秀君が東京に行ってしまって…あの時から
だと思う、元気がなくなってね。
一度東京に行ったのよ!もしかして、秀君のとこ
だったのかしら?
だけど、帰って来るなりお見合いするって。
誰でもいいって…私が気に入れば、それでいいって
言うじゃない…ちょっと、投げやりになっててね。
それもあって、私も相手を見つけるのは、少し躊躇
してたのよ
きっと、彩の本当の気持ちは違うだろうって…」
「おばさん、それで・・・その・・・お見合い
なんですが・・・純兄に聞いたら、写真とか見なくて
いいって言ってるって・・・それだったら、当日まで
俺の事、伏せてもらいたいなと思って・・・」
「フフフッ、驚かせるのね…わかったわ!
じゃ、少しずつ進めましょうね!お見合いはいつ頃が
いい?」
「出来れば、これから受験で忙しくなってくると思う
ので、三月の半ば過ぎ頃とか・・・いいですか?」
「じゃ、それでね!! こっちは、純と美咲と計画
立ててやって行くけどいいかしら?」
「すみません・・・よろしくお願いします・・・
あの・・・おばさん・・・今更ですけど・・・
お見合いの相手・・・俺でいいんですか・・・ね?
おじさん・・・反対、しないですか・・・ね?」