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お前と、俺と・・・。
第11章 大切な人・・・
「ヒデ…?どうしたの? 何それ…」
「あっ・・・これな、純兄がプレゼントって、さっき
別れ際にくれたんだ。
部屋に入って開けろって言われてたんだよ
せっかくだし、開けてみようと思って・・・」
ガサガサ・・・バサッ・・・
「えっ?…////」
「純兄・・・////」
更に固まった俺達は、目が点
あー・・最後、すっげーニヤッてしてたもんな・・・
なるほどね。
隣にいる彩は顔が真っ赤・・・ずっと下向いてるし
純兄ー!!やられたよ・・・
また今頃、純兄はニヤニヤしてるんだろう
全く・・・本当、いいアニキだよ!
ヤベッ、彩も気まずそう・・・
「イヤーッ、マジですげーなこの部屋!
こんな部屋、初めてだよ・・・」
「うん…うんうんっ きれい////」
「彩・・・////」
俺はつい、彩を抱きしめてしまった。
いいよな・・・いいんだよな!!
「彩・・・会いたかった・・・ずっと、お前の事
忘れられなかった・・・」
「ヒデ…どうして?どうして東京に…私に黙って
行ってしまったの?…それに、あの人は…彼女じゃ
ないの?」