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お前と、俺と・・・。
第12章 幸せと不幸せの狭間
東京に戻った俺は、先ず、直人さんの所に行った。
来年四月から、教師になりたい事
一年間、塾講師の仕事をしっかり全うする事
そして、地元に帰る事
その事を伝えると、直人さんはめっちゃ笑いながら
「お前、なんかすっげースッキリした顔してるじゃん
よかったな! きっと、お前が一番望んでた事なんだ
ろっ…いい顔してるぞ!
お前、生徒達からの人気があったんだけどなー
まっ、大勢の人気より、たった一人の女から想われる
方がいいよな!
ハハハッ…じゃ、残り一年よろしくな!」
「はいっ!!・・・ありがとうございます」
そして、五月になった
GW、たったの一泊はさすがにあっという間
ホテルは取れず、実家に泊まった。
彩はもちろん来たが、二人してモゾモゾ
お袋は
「彩ちゃん、せっかくだからうちに泊まったら?」
「おばちゃん……////」
おいおい、お袋ー
結局、泊まる事なく彩は自分の家へ
ハーッ…俺、不完全燃焼なんすけど。