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熟女美紗 情交の遍歴
第6章 軋むベッド 情交の館
「美紗さん、横浜っていいですね。何となく潮の香りがして・・・」
「そう、じゃあ、山下公園でも案内するわ」
美紗は立ち上がると、公園を通り抜けて中華街に繋がる階段を下った。
健はいきなり美紗と並んで腕を組んできた。
「ケンチャン、暑いでしょう」
美紗は健の腕を振り払って先に出た。
「その、ツンツンした顔も素敵ですねえ」
「ところで美紗さん、あの二人のこと、興味ありませんか」
「あの二人って」
「社長と奥様です。奥様の病気は夫源病」
「ふげんびょう」
「夫が原因の病気です」
「ああ。でも、あなた、医師でしょう。守秘義務違反よ」
「守秘義務か。たしかに、第三者に対しては、守秘義務違反ですけど、美紗さんは当事者の一人。守秘義務違反には当たらないでしょう」
「私が当事者」
「典型的な三角関係。違いますか」
「あなたも入れたら、四角関係ね。ケンチャン」
「それは誤解です。あなたはどうも、私を誤解しているようですね」
美紗は健の顔を横目に見た。
健は真剣な顔で美紗に視線を返した。
なぜか健のペースに段々引き込まれていく。
しばらく沈黙したあと、美紗が口を開いた。
「そう、じゃあ、山下公園でも案内するわ」
美紗は立ち上がると、公園を通り抜けて中華街に繋がる階段を下った。
健はいきなり美紗と並んで腕を組んできた。
「ケンチャン、暑いでしょう」
美紗は健の腕を振り払って先に出た。
「その、ツンツンした顔も素敵ですねえ」
「ところで美紗さん、あの二人のこと、興味ありませんか」
「あの二人って」
「社長と奥様です。奥様の病気は夫源病」
「ふげんびょう」
「夫が原因の病気です」
「ああ。でも、あなた、医師でしょう。守秘義務違反よ」
「守秘義務か。たしかに、第三者に対しては、守秘義務違反ですけど、美紗さんは当事者の一人。守秘義務違反には当たらないでしょう」
「私が当事者」
「典型的な三角関係。違いますか」
「あなたも入れたら、四角関係ね。ケンチャン」
「それは誤解です。あなたはどうも、私を誤解しているようですね」
美紗は健の顔を横目に見た。
健は真剣な顔で美紗に視線を返した。
なぜか健のペースに段々引き込まれていく。
しばらく沈黙したあと、美紗が口を開いた。