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熟女美紗  情交の遍歴
第7章  欲情の花火 医師 健 
 「了解しました。何なりとお申し付けを」

 船を下りると二人は駅のそばのデパ地下で夕食の買い物をした。
 
 「美紗さん、ついでに僕の日用品や下着も買っていいですね」
 
 健の言葉に、美紗は一瞬戸惑う。
 (心を許し、体を許し、同居まで許すのか・・・)

 「いいわよ。ついでに着替えもね」
 
 その戸惑いも、屈託なく微笑む健を見ると跡形もなく消えていく。
 (ダメね。またこのプレイボーイの医者に遊ばれて、捨てられるのか)

 潮風に当たったせいか、肌がべとつく。
 二人は帰宅すると、シャワーを浴びた。
 シャワーを浴びた後、美紗は浴衣に着替えた。
 部屋の電気を消し、蝋燭を点した。
 ワインで乾杯しながら、デパ地下で揃えてきた夕食を食べ始めると花火大会も始まった。
 「ドーン」という音に美紗がガラス戸を開け、ベランダに飛び出していった。
 ベランダに立つ美紗は、空から降ってくる花火の中で輝いていた。
 健は窓際に近づいた。

 「美紗」

 その声に美紗が振り返った。
 窓際に立つ健の瞳の中にも色とりどりの花火が見える。

 「フフフ、可笑しい」
 「何が可笑しいの・・・」
 「花火とケンチャン。変な組み合わせね」

 美紗は健に近づくとまた振り返って、花火を見た。
 健の手が美紗を後ろから抱いた。
 美紗は健の腕の中でくるっと振り返ると、少し背伸びして、健に口づけした。
 タワーマンションに花火の音が反響して、ドーン、ドーンと二人の体を震わせる。
 健の手はゆっくりと美紗の浴衣の胸元を左右に開く。
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