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熟女美紗 情交の遍歴
第1章 肉欲の暴走 大学生 俊輔
「俊輔さん、あれからそろそろ一年になるのかしら。大学はどう」
「もう、内定も取れたし、後は卒業までのんびりです」
「おめでとう。頑張ったわね。就職はどちらに」
「外資系のIT企業です。卒業したらシアトルに行きます」
「シアトル・・・」
美紗は寂しさを感じた。
再び会えた俊輔は、すでに海の向うに旅立つ準備をしていたのだ。
「それにしても今日、偶然会えてうれしいわ」
和やかな夕食が済むと三人は居間に移った。
大きなガラスの引き戸の外に広い濡れ縁があり、庇も広く古風な佇まいだ。
三人は窓際の椅子に座った。
対岸の山肌が黒々と聳え、夜空には星が瞬いている。
久しぶりに見る満天の星空に美紗は歓声を上げた。
谷底から伝わる谷川の水音が静かけさをかえって印象深く感じさせる。
窓をあけると、その水音とともに冷たい澄み切った夜気が入ってきた。
そこに、突然一台の車がライトを照らして登ってくると、庭先に止まった。
「ミッちゃん、手間を取らせたねえ」
車から降りてきた村の男に祖父の哲司が声を掛けた。
「遅くなりました」
男はお辞儀をしてから「こちらがその方ですか」と美紗の方を見た。
美紗もあわててお辞儀をした。
「はじめまして、瀬川と申します」
「竹山です。みんなミッちゃんと呼びますけど、本当は竹山充です」
「もう、内定も取れたし、後は卒業までのんびりです」
「おめでとう。頑張ったわね。就職はどちらに」
「外資系のIT企業です。卒業したらシアトルに行きます」
「シアトル・・・」
美紗は寂しさを感じた。
再び会えた俊輔は、すでに海の向うに旅立つ準備をしていたのだ。
「それにしても今日、偶然会えてうれしいわ」
和やかな夕食が済むと三人は居間に移った。
大きなガラスの引き戸の外に広い濡れ縁があり、庇も広く古風な佇まいだ。
三人は窓際の椅子に座った。
対岸の山肌が黒々と聳え、夜空には星が瞬いている。
久しぶりに見る満天の星空に美紗は歓声を上げた。
谷底から伝わる谷川の水音が静かけさをかえって印象深く感じさせる。
窓をあけると、その水音とともに冷たい澄み切った夜気が入ってきた。
そこに、突然一台の車がライトを照らして登ってくると、庭先に止まった。
「ミッちゃん、手間を取らせたねえ」
車から降りてきた村の男に祖父の哲司が声を掛けた。
「遅くなりました」
男はお辞儀をしてから「こちらがその方ですか」と美紗の方を見た。
美紗もあわててお辞儀をした。
「はじめまして、瀬川と申します」
「竹山です。みんなミッちゃんと呼びますけど、本当は竹山充です」