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熟女美紗  情交の遍歴
第2章  弄ばれる悦び セフレ 充
  必死で口を閉じて美紗は声を押し殺した。

 「お願い、充さん、ガラス戸を閉めてくださらない。ムウウウ、ダメ、ムウウ」 

 いつの間にか充の指先はたっぷりと汁にまみれ、淫口を割って肉花びらに遊んでいた。
 美紗は堪らず腰をうねらせ、足の指は反り返って、太ももの内側に筋が一本くっきりと走る。
 膝がガクガクッと前後に揺れる。
 指は固く尖った肉核の周辺を撫で遊んで、芯にはなかなか触れてくれない。
 美紗は生き地獄のような焦らしに悶えた。
 熱い汁が膣壁から滲み出て、内股を幾つもの筋となって垂れた。
 生乾きの薪から暖められた水分が水蒸気になって噴出すと、薪はジュウジュウと音を立てて燃え上がるのだ。

 充は片手で美紗の尻を軽く叩いた。

 「ヒーッ」

 いきなりの殴打に美紗が驚いて悲鳴を上げた。
 その悲鳴は、窓の外に広がって夜の闇に吸い込まれ、消えていった。
 反り返った喉をついて低いうめき声が漏れ始めた。

 「うううううぐーー」

 うめき声ともに淫らに開いた美紗の口から涎が垂れた。

 「堪らない、堪らない、いいのいいの。充さんイイイイイー」

 一度堰を切って漏れ出した声は、止まらなかった。
 次第に大きくなった善がり声は、窓の外に広がり、谷川の水音にかき消されていく。
 そのとき、充の亀頭がゆっくりと美紗の淫口を割る。

 「アウグッ」

 快感が全身を貫く。
 充の亀頭は膣の入口で止まった。
 充のノの字に反り返った肉竿の中途半端な挿入に、美紗は必死に尻を振りながらねだった。

 「衝いて。お願い。充さん、思いっきり衝いてください」

 美紗はうめきながら腰を振り続けた。

 「ウウムーウウムー」 

 充は、亀頭のえらの部分を淫口の肉の輪に嵌めるように止めた。
 美紗の腰の動きに合わせて、充の腰が逃げた。
 美紗が尻を突き出せば充は腰を引いた。
 美紗が尻を引けば、充が腰を送る。
 美紗の肉襞がペニスの先を包み込んでギュッっと締め上げる。
 充は狂ったように蠢く白い美紗の臀部を見物した。

 「ダメよ、お願い。もっと、もっと、もっと奥よ。奥まで入れて、お願い、入れて、あ、あ、あ、あ、あぁ~~ん、あぁ~~ん、あぁ~~」
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