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熟女美紗  情交の遍歴
第4章  囲炉裏部屋 はじめて知る拘束の悦び
 美紗はあたりを見回した。
 見上げた天井には太い梁(はり)がむき出しに見えた。
 充は銚子を手にとって、美紗のおちょこに注いだ。
 美紗も酌を返すと美味しそうに一口飲んだ。

 「燗酒なんて久しぶり。体が芯から温まるワ」

 充のくべた薪が燃え出して、揺らめく炎が美紗を妖艶に照らし出す。
 熱燗と炎の熱気に美紗の顔はピンクに染まった。

 「体が火照るわ」
 「じゃあ、始めるか。美紗さん、まずはそこに立って、服を脱ぎな」

 美紗は立ち上がると部屋着を脱いだ。

 薄暗い囲炉裏部屋に、しなやかな肢体が白く浮き上がった。
 身に着けている下着は真っ赤なパンティーとキャミソール。
 紐パンの紐が美紗の豊かな白い肌に食い込んで、熟れた肢体と丸みを帯びた臀部を引き立て、キャミソールは美紗の豊満な胸を薄く覆って、二つのピークを作っていた。

 「いい眺めだ」

 充の卑猥な声が薄暗い囲炉裏部屋に響く。

 「キャミソールも脱いで、万歳してくれ」

 言われるままに上体を露にして美紗は両手を上げた。
 両手を上げながら、美紗の目は充の手に握られたロープを見ていた。

 (あのヒモで縛られる・・・・)

 そう思っただけで、美紗は熱くぬかるんで行く股間を感じた。
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