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熟女美紗 情交の遍歴
第5章 情事の香り 社長 幸一
久美は恋をしたようだ。
幸一も漠然とそんな機会を待っていた。
そして、そこに美紗が現れたのだ。
それまで、幸一は妻以外の女性と関係を持ったことがなかった。
二人ともSEXに淡白だった。
二人の子どもに恵まれた。それで充分だった。
このままSEXや情欲の世界とは無縁に生きていくと思っていた。
だから、突然、性的な魅力に惹かれる自分に幸一は戸惑いを感じていた。
ベッドに身を横たえると、幸一の頭は美紗を中心に回りだした。
髪を靡かせながら山を登る美紗の姿を思い出した。
溢れるような健康美、鍛え抜かれた体。
それがみな、肉感的な魅力に満ちていた。
それは久美に求めてもなかった。
幸一がはじめて巡り合った欲情をそそる女、それが美紗だった。
美紗は翌日、絵里に電話した。
「あの二人を誘って山に登らない」
「そうね。分かったわ」
絵里は返事だけで、肝心の山歩きのお誘いはなかなか来なかった。
いつになるか分からない絵里からの誘いを待つ間に美紗は充を訪ねようとしたが、今度は充が意外な騒動に巻き込まれていた。
養殖場の水源が、がけ崩れで崩壊し、水を失った養殖中の魚が全滅したのだ。充は新たな水源地の確保と養殖用の稚魚の入手に東奔西走していた。
幸一も漠然とそんな機会を待っていた。
そして、そこに美紗が現れたのだ。
それまで、幸一は妻以外の女性と関係を持ったことがなかった。
二人ともSEXに淡白だった。
二人の子どもに恵まれた。それで充分だった。
このままSEXや情欲の世界とは無縁に生きていくと思っていた。
だから、突然、性的な魅力に惹かれる自分に幸一は戸惑いを感じていた。
ベッドに身を横たえると、幸一の頭は美紗を中心に回りだした。
髪を靡かせながら山を登る美紗の姿を思い出した。
溢れるような健康美、鍛え抜かれた体。
それがみな、肉感的な魅力に満ちていた。
それは久美に求めてもなかった。
幸一がはじめて巡り合った欲情をそそる女、それが美紗だった。
美紗は翌日、絵里に電話した。
「あの二人を誘って山に登らない」
「そうね。分かったわ」
絵里は返事だけで、肝心の山歩きのお誘いはなかなか来なかった。
いつになるか分からない絵里からの誘いを待つ間に美紗は充を訪ねようとしたが、今度は充が意外な騒動に巻き込まれていた。
養殖場の水源が、がけ崩れで崩壊し、水を失った養殖中の魚が全滅したのだ。充は新たな水源地の確保と養殖用の稚魚の入手に東奔西走していた。