この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
熟女美紗  情交の遍歴
第5章  情事の香り 社長 幸一
 美紗はぽっかり空いた暇な時間を利用してジム通いに精を出した。
 正月気分も消えた頃、充から誘いの電話が来た。
 久しぶりの再会だ。
 燃えるような情事への期待を胸に、横浜町田インターから東名を走り始めると携帯が鳴った。
 しばらく走って、美紗は海老名サービスエリアに車を止めた。
 着信は社長の吉沢からだった。

 「すみません。走行中で遅くなりました。何か」

 美紗の電話に、吉沢は落ち着いた口調で用件を切り出した。

 「今夜お会いできませんか」

 思いがけない吉沢からの誘いだった。
 美紗は迷った。
 このまま充の下に走れば、久しぶりの情交の夜が約束されていた。
 美紗を待つ充の顔が浮かんだ。
 しかし、吉沢は社長。
 美紗の心は揺れた。

 「どちらで・・・」
 「6時に、ベイシュラトンホテルのロビーでお待ちしています」

 一瞬のためらいの後、美紗は社長の誘いを選択した。

 「分かりました。吉沢さんから、お誘いを頂くなんて、夢にも思いませんでしたワ」

 美紗はそのまま海老名サービスエリアのベンチに座って思いを巡らせていた。

 充は、はじめから男遊びの相手。
 夫を亡くした寂しさを癒してくれる男友達。
 お互いが都合のいい「セフレ」と割り切っていた。

 一本の道もいずれは別れ、二本の道もどこかで交わる。

 今度は社長か・・・。社長との情事は美紗の知らない世界。
 大企業の社長の餌食になるのか。
 それもいい・・・。
 心を惹きつける十分な魅力に満ちている。
 ともかく会ってみよう、それから決めても遅くはない
/135ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ