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フリマアプリの恋人
第3章 紫陽花のため息
それからメールはぱたりと途絶えた。
夕方講義を終えた柊司は、澄佳にメールを送ってみた。
一時間待っても二時間待っても、返事はなかった。

翌朝は講義のない土曜日であった。
朝の挨拶のメールを送る。
やはり、レスはない。
…僕が見当違いなことを言ってしまったのだろうか…。
柊司は小さくため息を吐いた。
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