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御主人様のお申し付け通りに
第13章 開かずの間
今夜は唐揚げちゃんだよ。

たまには、出来るんだ!ってとこを見せつけてやらなきゃね。

それにしても、広いきれいなカウンターキッチン。

男一人で、よく住むよね。

この家を売るなり貸すなりした方が、よっぽど金になると思うけど。

あっ、もしかして嫁を召しとるための作戦か?

結婚も決まらぬうちに、勝手に家とか建てちゃうバカな親子居るもんね。

ましてや、二世帯だとか建てちゃう、ふざけた親子だとか。

交際してる女からしたら、引くわ。

えっ、まさかの永田もその類いか?

アイツ、強引だからなぁ。

リビングだって、テレビラックにテレビが乗ってるだけ。

余計なモノは一つもない。

モデルルームみたいな感じ。

たぶん、永田は自分の部屋以外はほとんど使ってないんだろうな。

自分以外の部屋……。

他の部屋なんて、入った事ない。

私の知らない、開かずの間が2部屋程ある。

後で、こっそり開けてみようかなぁ。

私は唐揚げを格闘しながら、揚げる。

一通り夕飯の準備は完了した。

よし!…アイツまだ帰って来ないから、開かずの間に潜入してみようかな。

私は2階の永田の部屋の隣りの部屋に、潜入する。

誰か居たりして?

こっわいじゃんよ。

「失礼しまーす」

あぁ、何かこの、人の家の中をこっそり覗き見るのスリル感じるーっ!

私はゆっくりと、開ける。

……あらら。

一切、何もないフローリングの洋間。

何か物置きとかの、部屋にでも使えそうなのに。

ってか、空いてるなら私の部屋にしてくれたらいいのに。

私は下へと降りて、もう1部屋もみるが全く同じで何もない和室があった。

…永田って、やっぱり何だか変な奴なのか?

キモいな。
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