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御主人様のお申し付け通りに
第3章 甘えるな
と、仕事先の休憩中にメールが入る。

別れた旦那からだ。

「今晩、夕食どう?」

…この言葉に釣られて、メールを送り返す。

「うん、いいよ」

今月は引っ越したばかりで、金銭面でかなりシビアにヤバいんだよね。

もう、見栄も何も捨てなければ人間は、食い忍んでいけないからね。

別れたばかりの旦那に、食事をすがる自分の図々しさにも、情けない限り。

夕方に仕事が終わるから、一旦帰宅して、着替えてから行こう。

意外に思うのは、こうやってメールで食事の約束をして、着て行く服を選びながら
約束の時間まで待つ。

それが何だか、凄く新鮮に感じられる事なのだと思った。

夫婦はいつもどこでも、一緒に行動するから、近況報告なんてうざいだけ。

見て、分かんだろ?

って言われれば、それまで。

だから、そのうち会話も続かない。

つまんないって、生活してるうちに思い始めたこと。

それは、私は結婚して夫婦よりも、適度な距離感がある恋人同士の方が、性格的に向いているんだってこと。
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