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御主人様のお申し付け通りに
第6章 約束は守れ
日曜日にパート先で仕事をしていると、永田のお爺さんが現れた。

このお爺さんこそが、私の本当のアパートの管理者で、私の助けてくれた神様なのだ。

「ヤッホー、久しぶり」

永田とは大違いの、ノリいいお爺さん。

だから私も、

「どうもっす」

「元気でやっとるかい?」

「はい、元気バリバリっす」

「孫から聞いたんじゃが、アパート壊す話が出とるそうじゃね?」

「そうなの、お爺さん!何とかならないですかね?」

お爺さんの腕にしがみ付いた。

「まぁ、あんなオンボロは今時普通に住まないじゃろ?そうすると土地代だとか税金だとかで管理費に、負担がかかるからね。だからみんな貸し駐車場にして、土地代を納めとるわい」

「もう、永田さん決めちゃったのかなぁ」

不安そうに、お爺さんに訪ねると、

「あの子は悩まん子じゃからね。恐らく答えは出しとるはずじゃ」

「じゃあ、私は今月で追い出されちゃうのぉ?困ったな、どうしよ~!!」

私はもう、両手をついて親に戻りたいと、頭を下げるしかないのか。

「えっ、どうしようって…何で困るんじゃ?」

お爺さんは目が点になってるから、私も目が点になる。

「うちの孫と一緒に住んだら、ええじゃろが」

はっ、はいっ?!

この爺さんまで、ぬかすんかい!

おかしな事を、ぬかすんかい!!

だってだって!鬼畜なんだもん!!

あんたの孫は、鬼畜過ぎるから絶対イヤーッ!!

でもそんな事を身内である、優しいお爺さんには言えやしない。
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