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御主人様のお申し付け通りに
第7章 俺と住め
「あれ、俺にお願いがあるじゃなかったっけ?約束やぶりの嘘つきさん?」

永田はまた、感じの悪い毒舌をかましてきた。

そんなの無視して、聞いてやる。

「本当に駐車場にするの?」

「するよ、何か文句あんのか?俺の土地だぁ。俺がどうしようが俺の勝手で決めれるんだよ、残念ながら」

そう言って鼻で笑った。

嫌な言い方!

「で、おまえは俺と住め。以上決まり」

「強制的だなんて、最低!」

「強制的?バカ言うな。罰だ罰」

永田はあぐらをかいて、腕組みをして言った。

「俺にキスまでさせて、自分だけ満たされたと思いきや、自分で決めた約束さえも破ってしまった、おまえの罰だ」

やっぱり根に持ってる。

また言い返せない。

「それから、俺言ったよなぁ?人の事なめた扱いしてると、一気に痛い所に落ちるぞって」

「痛いとこって、もうとっくに落ちてるっての!」

「堂々と朝帰りまでしやがって。ざけてんなぁ、おまえはぁ」

更に言い返せない。

っていうか、マジに怒ってる?コイツ。

「とことん落としてやるよ。俺の奈落の底になぁ。覚悟しとけよ」

……。

キッ……、キツーーーイ!!
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