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第9章 あとがき

さてさて
そろそろ終わりにしましょう

皆様は鏡の中に何を見るんでしょう
他人の瞳の何を怖がるんでしょう
何に絡めとられて身動きがとれなくなるんでしょう
自我はどこにあるのでしょう
道化を感じたことはあるのでしょう
内なる声と喧嘩したことはあるのでしょう

色んな疑問を投げてみます
日々感じること
ふと思い返すこと
これは非現実的でいてとても身近な物語
私はそう思います
この世は鏡に満ちている
だからこそ生きていけるんでしょう
そんな皮肉も込めて

最期に質問
ハルは本当にハルでしたか？

貴方の中に道化はいますか

それでは長らく支えてくださりありがとうございました
このサイトにふさわしくないような特殊な作品によく付き合ってくださいました
ぜひ感想をお聞かせ願いたいです
ではでは


2013 1/9
片桐瑠衣



完