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白い指先と甘い吐息
第4章 重なり合う時間(とき)
「貴史さんて 悟くんとよく似てますね」

「ぷぷっ なつみ~ 俺が悟に似てるんじゃなくて 逆だろ。
悟が俺に似てるんだよ。
なつみって 結構天然なんだな」

「んもう! 貴史さんたら!いじわる。
天然の魚の方が おいしいんですよーだ」

「あはは、そういうところも可愛くて好きだけど」


二人はたわいのない事で笑いあい 
手をつなぎ、水族館を見て回った。
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