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白い指先と甘い吐息
第7章 不協和音
花火を終えると、貴史となつみはごろんと横になって星空を見上げた。

福島の夜空は大変美しい。たくさんの星たちが煌めいてみえる。

「なつみ、もし流れ星があったら何をお願いする?」

「秘密」

「うわっけちーー!」

「ふふふ」

この幸せが続きますように、なつみは胸の中でつぶやいた。

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