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白い指先と甘い吐息
第8章 翳りゆくとき
電話してもメールしてもなつみからの返事はない。

本当に心変わりをしたのだろうか。


美容室マグノリアは忙しかった。

貴史は何も考えないで済むように夢中で働いた。

それでも、ふとした瞬間になつみの笑顔が心をよぎる。

鍾乳洞で見せた悲しげな瞳が、貴史の心に杭を打ち込む。


(本当に終わりなのか・・・)




あんなに鮮やかだった景色がモノクロに色を変えた。

貴史は、毎日ぬかるみを歩いてる気分だった。
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