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白い指先と甘い吐息
第9章 引き寄せあう心
「中村君!」

なつみはうつむいている悟を呼び止めた。

「なんか元気ないみたいだけど、大丈夫?」

「先生、パパがご飯を食べないでお酒ばっかり飲んでいるんだ。おばあちゃんがいくら話しても、すぐ部屋に入っちゃって出てこないんだ。パパが病気になったらどうしようって、僕心配でさ・・・」

それを聞いてなつみは胸がいっぱいになった。

浮気相手にされ憎んでいるはずなのに、悲しむ貴史の姿を想像しただけで、涙があふれそうになる。

今にも駆け出したい衝動を抑えるのが苦しかった。



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