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新体操顧問の秘密のレッスン
第16章 ピアス

そしてめぐみは友人達とグラウンドに行く。男子との合同授業だったため急遽、外での授業になった。女子達の女性教師が『男子達はこっち側、そして女子はこっちに集合しなさい』と指示すると離れた場所で女子達を見ていた男子達が集まる。男子達は女子達が上下ジャージ姿だったので残念そうな顔だった。そして女性教師が『今日はランニングをしてもらいます。男子はこちら側を10周、女子は5周よ』と言うとある男子が「えぇッ、10周も…」と言うので女性教師が『来生先生から、男子にはキツくと言われているし、男子の体力的にもそれぐらいはね』と言った。男子達の方が走る距離が広くとられていた。そして笛を吹いて生徒達を走らせた。男子達は文句を呟きながら走る。当然、翔馬も走っていると谷と鈴木が『女子のトレーニングウェア姿が見れると思ってたのになぁ…』と翔馬に言って来た。翔馬は「あっ、あぁ…」と返事をすると鈴木が『まぁ、コレはコレで良かったかもしれないな』と言ったので谷が『何で?』と鈴木に聞くと鈴木が『ほら、見てみろよ、ジャージ姿だが走る度に揺れるジャージがまた良くねぇ』と少し離れた距離を走る女子を見て言ったので谷は『おおッ、たしかに』と鈴木に同意する。そこにめぐみが来たので二人は『やっぱり高崎が1番だな』と言って走っていると翔馬もそんな二人につられるようにめぐみを見るとめぐみの周りにめぐみの友人達が壁を作るようにめぐみを隠して走ったので翔馬は急いで顔を背けた。翔馬は尻の異物を走りながらも谷達にバレないように走る。めぐみも当然2本のバイブを走りながらも感じている。めぐみが校舎の前で校舎内をチラっと見ると可奈子の姿があった可奈子が髪を束ねるとめぐみが通過したので可奈子はまためぐみが来るのを待つ。めぐみは可奈子がいる校舎の近くに近付くとバイブが動いたのでペースが落ちて歩き出す。そして可奈子の前で座り込み可奈子を見ると可奈子は笑みを浮かべている。そしてめぐみの友人が後ろから、来て『めぐみ?大丈夫?』と声をかける。めぐみは可奈子がバイブを止めたので「うん、大丈夫。ちょっと脚がツリそうだったから…」とごまかしゆっくりと走り出した。翔馬も異物が動いているのでゆっくりしたペースに変わる。谷と鈴木は、はるか先を走っているので翔馬は少し歩く。女子の方を見るとめぐみが座り込んでいた。

