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新体操顧問の秘密のレッスン
第21章 2日目
可奈子は『翔馬、ちょっと来なさい』と大声で翔馬を呼んだ。暫くして翔馬は可奈子の部屋の前に来た。翔馬も赤い目をしていたので恐らく、泣いていたのだと可奈子は察した。そして可奈子は『さて、翔馬はめぐみを今でも好きかしら?』と聞いた。翔馬は「えっ…」と突然の質問に戸惑いながら、未だに土下座をして顔を床に付けているめぐみを見ている。可奈子が『どうなのッ』と口調を強めて言ったので翔馬は「あっ…それは…、好きですけど、もう少し俺の事も好きになって欲しいかなぁって…」と答えた。可奈子は『ですって、めぐみ』と言うとめぐみは「はい、可奈子様…」と顔をあげるので可奈子は『翔馬、着替えはそこにあるから、着替えて二人で帰りなさい』と言ったのでめぐみは「そんなッ…可奈子様ッ」と可奈子の足にしがみついた。可奈子は『翔馬、お願い』とめぐみを見る。翔馬は「はい…」とめぐみを可奈子から離すとめぐみは「嫌ぁ、可奈子様ぁ…」と涙を流して叫ぶ。可奈子は『めぐみ、私が素直な娘が好きなのはわかっているわよね?』といつもの可奈子の口調ではなく可奈子が本気なのがめぐみはわかると「はい…」と答えた。翔馬は「あっ…あの、可奈子様…、めぐみは本当に可奈子様の事が好きなので許してあげてください。俺がめぐみの代わりにどんな罰でも必ず受けますからお願いします」と言って土下座をする。可奈子は暫くそんな翔馬を見てからめぐみに『めぐみ、翔馬はこんなにもめぐみを大事に思っているのよ』と言う。めぐみはそんな翔馬を見て「はい…」としか言えなかった。そして可奈子が『それでもまだ翔馬よりも私を選ぶのなら、もう用は無いから…。30分後にまた返事を聞くから、ゆっくり考えなさい』と言って再びドアを閉めた。
めぐみはその場で座り込んでいた。翔馬も少し離れた場所に座っていたが声をかけれなかった。めぐみは初めて可奈子にあった日やそれから毎日の調教を振り返っていた。そして脳裏に翔馬が翔子として現れるとチラッと翔馬を見るが翔馬はそれには気づかないでいた。そしてさんざん翔馬が自分を庇っている事を思い出すとめぐみは「翔馬…、ごめんなさい…」と呟いた。翔馬はその声に気付いて「それは…どっちの意味で?」と聞いた。するとめぐみは「私の事を好きにならなければ翔子にはならなかったのに…」と言うので翔馬は「それは…違うよ。めぐみの事が好きなのとは別だよ」と言う。
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