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第26章 ２週間前の茜

志賀は事務所でドアのカメラのモニターを見ていた。何人かの会員が訪れてカメラに会員証を見せてからドアを開けていた。暫くしてドアのインターホンが押されたので志賀は『会員証の提示を…』とインターホンで対応し、押した相手に言うと相手は「あっ…今日の15時に此処に来るようにと…」と言うので志賀は『あっ…、今ドアを開けますので…』とドアを開けに行きインカムで茜に連絡を入れ、ドアを開けて招き入れると茜が奥からやって来た。茜が事務所に案内するので志賀は部下に仕事を任して茜達について行く。事務所に着き茜は客人を席に座らせて志賀はコーヒーを出した。茜が客人に『此処に来たって事は決めたのね？』と言うと客人は「はい…」と言うので志賀がキョトンとしているので茜が『えっと名前は…』と言うので客人が「あっ…、田所…田所亮ですッ」と席から立ち志賀に挨拶すると志賀が「あっ、店長をやらしてもらっている志賀です」と亮に言って亮を見て言うと茜が『志賀、気になっているのでしょう？』と志賀が亮の胸をチラチラと見ていた事を言った。亮の見た目はわりと長身で細身だったが胸は茜よりも大きいがめぐみと比べると小さかった。志賀が「オーナー、それは置いといてえっと…田所さんは？…」と言うので茜は『あっ、ああ…、新しい従業員として採用するんや』と言うので志賀が「従業員って、この店でですか？」と驚くので茜が『他に従業員とする所がアルかいな？それに本人も覚悟を決めて来たんやし…』と亮を見て言う。志賀は「しかし、田所さんは…」とまた胸を見て言うので茜は『フフっ亮、志賀に教えてやって…』と言うので亮は『あっ…、すみません、俺、こんな身体してますけど性別は男です…』とスウェットのズボンを下げて言った。志賀はそこにあるモノを見て「あっ…」と視線を胸と股間に往復させた。そして茜が『フフ、驚くのも無理ないわ。私も最初は女性だと思っていたもの』と言うと亮は『あの時はちゃんとメイクと女装してましたし…』と言った。
茜はあのDVD 販売の後に何気なく出会い系サイトを見ていたら、たまたまそこに亮が[女性として調教されたい]と登録していたので茜は亮に会い軽くプレイをすると亮に『今後も調教されたいなら此処に来なさい。でも来たら、後には戻れないわよ』とその時に言って別れていた。そして亮は来たので亮に『もう一度、確認するけど、エエんやな？」と聞いた。