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新体操顧問の秘密のレッスン
第29章 2週間後の茜

志賀は亮がドア番をするようになってからは従業員や客達から亮を守っていた。それは茜からの指示でもあった。茜が事務所に行くとちょうど志賀がいたので志賀に『新作のDVD が出来たで』と言った。すると志賀は「では後で見ます」と答えた。茜がそんな志賀に『リオはどうヤ?』と聞いたので志賀は「はい、しっかり仕事をしてます。ただ…」と言って言葉をつまらせたので茜が『なんヤ?』と返すと「やはりあの姿なので客や従業員からよく誘われていて…」と答えるので茜は『まぁ、あれだけの容姿なら、わからんでも無いわな…』と笑うと志賀は「ええ、でも従業員が仕事を忘れて誘う事が多々ありまして、今も注意したところで…」と言ったので『ホナ、リオの正体をバラすか』と頭をかいて言った。そして『ホナ、店が終わったら全員で新作の上映会やな』と言いリオの居る部屋に茜は向かった。亮は茜が入って来たので「お疲れ様です」と言うと茜が『リオ、仕事が終わったら皆で上映会や』と言ったのでその意味がわかると「はい、茜様の指示ならば」と答えた。すると茜は『ホンマにエエんやな?此処に居れなくなるかもしれへんで?』ともう一度確認したので亮は「それでもリオは茜様の奴隷には替わり無いので…」と椅子から立ち上がると茜の足元に正座して言ったので茜は『ホラ、客が来たさかい』とモニターを見て言ったので亮は「はい」と答えて急いでモニターで会員権を確認してからドアを開けに行った。そしてやはりその客も亮の出迎えには戸惑っていた。それを茜はこっそりと見ていた。茜は自分の仕事場に戻り再び作業を再開した。それから数時間が過ぎて閉店すると茜は予定通りに上映会をする。茜が『皆、お疲れさん。新作のDVD の上映会がてらに皆に報告せなアカン事があるンや…』と挨拶して『まぁ、まずは見てからや』とスクリーンに映した。顔にモザイク処理をされた下着姿のリオの胸から始まり徐々に下がり従業員達が一斉に「えっ…男?」と驚き更に「でも、すげぇ」「刺青ではないよな?」等と呟くと一斉に亮の方を向いたので茜は一時停止し、『コレが皆に報告せなアカン事や』と言ってから亮を呼んだ。そして茜が『皆、この映像の娘はこのリオや』と言ってから『リオはウチの奴隷になる条件で此処に居るンや』と言って亮に変わると亮は「あっ…あの皆さんを騙していてすみませんでした…」とまずは頭を下げた。

