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新体操顧問の秘密のレッスン
第32章 その頃の可奈子達

可奈子に言われて周りを見るが誰も翔馬を軽蔑するような視線では見ていなかった。注文を受けに来た店員すら、気付いていなかったようだったので可奈子が『そのまま学校に行ったらモテると思うわよ』と笑う。めぐみも「そしたら一緒に部活ができるね」と茶化すので翔馬は「イヤイヤ、股間でバレるでしょう」と言うので可奈子が『なら切っちゃえば、問題無いわよ』と笑うので翔馬は[可奈子なら本当にやるカモ]と思い話題を急いで変える。至って普通の日常の話をしていると可奈子が『二人共、進路はもう考えているの?』と教師らしく聞いて来たのでめぐみは「私はまだはっきりとはわからないですけど、ひょっとしたら引っ越ししなければならないかもしれないです。実は単身赴任の父が[こっちで暮らさないか]と母に言って来ているらしくて…」と言って少し間を置くと「私は可奈子様と居たいので此処に勿論、残るつもりで女子大にでもと…」と可奈子を見て言った。可奈子が『そう…めぐみの成績なら大学は問題無いわね』と言うのでめぐみは「ありがとうございます」と答える。そして『翔馬は?』と聞いたので「まだ、正直、全然考えていないですね」と言って翔馬は「幸い、両親が昔から[自分達の人生だから好きに生きなさい]と言っているし、兄も[高校卒業まで保護者をしてやる]と言って卒業したら兄も両親のいる外国に行くと言ってますから自分の好きには出来るのですけどコレと思う事が無くて…」と答えた。すると可奈子が『私が言うのもおかしいけど翔馬のその身体では就職も難しいわね』と言うので翔馬は「はい…」と言うのでめぐみが「可奈子様は私達が卒業しても教師を続けるのですよね?」と言うので可奈子は『どうかな?確かに教師も面白いけどそれ以上に貴女達二人を調教するのが楽しくなっているし、貴女達が卒業したらきっとつまらないと思うのよ』と二人を見て『勿論、卒業したからって貴女達との関係を終らすつもりは無いからもし、気にしていたのなら安心して」とめぐみを見て言った。『それに地元の父の様子も良くないらしいからこれからは学校も休むしね』と二人に言うとめぐみが「じゃあ、調教も」と言うので『そうね、前よりは減るわね』と言うのでめぐみが少し残念そうな顔をする。

